冷え性・貧血になる原因
冷え性は血流の流れが悪かったり、貧血(血液の量が少ない)、低血圧(血液を全身に流れさせる力が弱い)でなったりします。
貧血はある一定量の血液の中に含まれる赤血球、またはヘモグロビンが正常値以下(男性1dl中12g以下、女性10g以下)に減少した状態のことをいいます。血液の成分は、赤血球、白血球、血小板といった血液細胞、そして黄色っぽい液体の血漿(けっしょう)から成り立っています。これらの成分のなかで、酸素の運搬にあたるのが赤血球。そして、酸素と直接結びつくのが、赤血球のなかにあるヘモグロビンです。
ヘモグロビンは鉄とタンパク質が結びついた色素のことす。
酸素と結びつくヘモグロビンの材料、鉄が不足しておこる貧血を鉄欠乏性貧血といいます。鉄が不足する原因としては食事のバランスが乱れたり、食べる量が充分ではなかったり、月経などで出血したりすれば体内の鉄はたちまち不足してしまいます。そして、鉄分の不足から貧血がおき、これが冷え性につながります。
低血圧は血液が動脈を通るとき血管壁におよぼす力を血圧をいいます。血圧が低くなると、重力に反して血液を送らなくてはいけない脳や、身体の末端への血流が悪くなり、全身の倦怠感、立ちくらみ、めまい、冷え症、肩こり、動悸、食欲不振になります。
貧血・冷え性によい栄養素
●ビタミンE・ビタミンC
とくに冷え症に効果がある栄養素はビタミンEとビタミンC。ビタミンEは血行をよくするはたらきと、体内のホルモン分泌を調整するはたらきがある。また、ビタミンCは血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進、毛細血管の機能を保持するはたらきがあります。
●マルチビタミン・マルチミネラル
また、マルチビタミンやマルチミネラルはエネルギー代謝の低下による冷えを改善するのに効果的なので、とくに栄養が偏りがちな人におすすめです。
●イチョウ葉エキス
イチョウ葉エキスとは、イチョウの葉を乾燥させてアルコールで成分を抽出したもので、血行促進や痴ほうの予防改善効果があるハーブとして有名。ドイツやフランスなどでは血流循環改善薬として認められており、脳梗塞などの脳血管障害、アルツハイマー病や脳血管性痴ほうなどの治療に利用されています。
●鉄・葉酸・ビタミンB12
毎月月経がくるたびに鉄分は体から失われていきます。鉄欠乏性貧血の女性も多いといわれています。
そして、赤血球が作られるときに必要な材料として葉酸・ビタミンB12があります。鉄分と一緒に補給しておきましょう。
2005年08月30日
カテゴリ:悩み別・栄養食品
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