自閉症、鬱病(うつ病)、統合失調症、本当の原因は食生活が深く関わっている!
砂糖の怖さについてはコラムでも述べてきました。「身近にある砂糖がこんなにも健康に害を及ぼすなんて知らなかった。」という人が大半でしょう。
この砂糖からくる低血糖症が思わぬところでまた病気と関わっているのです。

そう、一般に心の病と言われている病気、うつ病、統合失調所、自閉症などの本当の原因が食に関係しているというのです!

これは大沢博さんの食事で治す心の病―心・脳・栄養新しい医学の潮流 という本を読んだのがきっかけで分かったことです。

大沢博氏がとなえる統合失調症が発病するプロセス

食生活の崩れ、間違ったダイエットなど。砂糖などの大量摂取で低血糖症におちいる

過酷なストレスで低血糖症が悪化

アドレナリン(攻撃ホルモン)を分泌

暴力的になる

アドレナリンの前駆物質のノルアドレナリンも分泌される

恐怖感、自殺概念、強迫概念、不安感などをおこす

体内に抗酸化力が乏しい

アドレナリンが酸化し、毒性物質アドレノクロムになる

幻覚・知覚の異常を起こす

この他、必須脂肪酸の不足・アンバランス、脳アレルギーも原因と考えられるそうです。

もし、これが本当ならば、副作用の強い薬を使わなくても、より安全な栄養療法を併用して病状を改善することが可能なのではないのか?と考えました。

そして、実際にいろいろ調べてみるとどうでしょうか!

まだまだ数はすくないですが、すでに栄養療法を始めているお医者さんの中には、「患者の3分の2は栄養療法で治る」といっている人もいるのです。

栄養療法とは『分子整合栄養医学』とも言われ、充分な栄養素を摂取し、生体機能を向上、自然治癒力を高めることによって病態を改善します。これはポーリング博士(ノーベル化学賞受賞)が提唱した栄養医学です。不足の栄養素は血液検査などで把握できます。

体内に自然に存在している分子の最適量(しばしば大量)にもちいることで、代謝異常からくる急性、および慢性の疾患を治します。メガビタミン療法とも言われます。

そして、実際に食事で治す心の病〈Part2〉大沢博 著では、Part1を読み実際に独自で栄養療法を始めた人の体験談が多数掲載されています。
統合失調症、うつ病、自閉症などで悩んでいる方は、是非読んでみられることをおすすめします。