薬膳マイスター養成講座②食材と生薬の効果・効能について

がくぶんの薬膳マイスター養成講座ですが、テキスト②に進みました!
テキスト①では、薬膳の基礎について学びましたが、テキスト②では身近にある食材や生薬のパワーについて学んでいきます!
体を温める食品、体を冷やす食品

薬膳料理では食品や生薬を「温熱性食品」「涼寒性食品」「平性食品」の3つに分けます。
また、東洋医学を元にした薬膳料理はカロリーを計算しません。
自分の体質に合わせ、体が冷えやすい人は「温熱性食品」、暑がりの人は「涼寒性食品」を食べて、体を中庸(かたよらない真ん中の状態に持っていく)に持っていくようにします。
薬膳マイスターのテキスト2には生薬や良く使う食材が「温、涼、平」のどのタイプになるのか分かりやすく書かれています!
例えば、体が冷えやすい冬は「温」の食材、「かぼちゃ、小松菜、ネギ」などを意識して摂取していくんですね!!
5味調和を知って食材をおいしく食べる

薬膳料理の生薬や食材は「温、涼、平」の他に、味の性質を知っておいしく食べる「5味調和」という分類にも分けられます。
5味調和には
- 酸・・・・すっぱい味
- 苦・・・・苦い味
- 甘・・・・甘い味
- 辛・・・・辛い味
- かん・・・・塩辛い味
の5種類あります。
この食品のバランスをとることによって、味が引き立ちおいしく食べられるということなんです♪
例えば、「3杯酢」なら「酢」は5味調和の「酸」に分類されます。
「酸」には「胃・脾臓を弱くする」マイナスの作用があるのですが、これを抑制するために、胃・脾臓に良い「甘」の砂糖を加える。(相剋といいます。)
こうすることで、食材のマイナスを補うことができ、機能的にもバランスがとれて、味もまろやかにおいしくなるということなんです!!
なるほど~!!
食材がどの5味調和にあたるかは中々覚えられませんので、テキスト②にある表が非常に参考になりますよ!

すべて5つに分けてバランスをとるのが東洋医学

テキスト①で5行について学びましたが、「5行説」とは自然界にあるもの、人体、臓器など全てが5つに分けられ、互いに助け合ったり、抑制したりしてバランスが保たれるという考え方です。
テキスト①ではいまいち理解できなかったのですが、テキスト②を見ていて、東洋医学の5行の考え方が分かってきました!
5味調和でも5行の考え方にしたがって、マイナスを補ったり、機能を高めたりできるという事なんですね!
上の表を見てもらえれば分かりやすいのですが、例えば、なんとなく胃の調子が悪いときには、「甘」の食材を意識してとる。
「甘」が強すぎるときは、「かん(塩辛い)」を足すとバランスが取れるておいしくなる!ということなんですね。
ふむふむ♡
なんだか普段の生活にも活かせそうですよ!
私の場合は冷え性なんで、「温」の食材を意識して食べるようにして、その食材の5味調和を確認。
そして、食材のマイナスを補っていく食品も摂取!という具合ですね!
やってみたいと思います。
次回は「体質の見分け方と季節の薬膳について」学んでいきます。実践できるメニューも学べるようですので楽しみです!!
最近のコメント