健康被害・環境汚染

身近に潜む鉛、水銀、有害物質の危険性

精神分裂病の病因は良く分かっていません。一部では出生前の栄養失調や感染症との関連が報告されています。

鉛による行動障害と精神分裂病との類似性に気づいた米国コロンビア大学のオプラーらのグループ(2004)年は妊娠中期に母親の血中鉛レベルのマーカーが高いグループでは精神分裂病になる可能性(オッズ比)が高いことを報告しているそうです。

鉛は一般廃棄物や有害廃棄物焼却工場の煙から排出されることが知られています。周辺の環境中鉛測定はほとんどされていません。

ダイオキシンで問題になった大阪府大阪府能勢町のごみ焼却施設と同型の37施設を環境庁が調べたところ、9割に当たる33施設の冷却水から水銀、鉛などの重金属が検出されています(朝日新聞1998年12月16日)。

また、埼玉県東部のごみ焼却場周辺の民家のほこりに、日本の土壌平均の数十倍から百倍以上の鉛が含まれていることが、日本工業大学の佐藤茂夫助教授の調査でわかりました(毎日新聞1998年10月22日)。

このように焼却場周辺では高濃度の鉛汚染が発生する可能性があります。

家庭内の古い水道配管には鉛が使われていました。鉛管を通る時に少しずつ鉛が溶け出します。特に、朝、水道を使うときにはやや高濃度の鉛が含まれている可能性があります。現在でも国内で850万世帯以上(全国の世帯の約5分の1)では鉛の水道管が使われています。

自宅が鉛の水道管かどうかは水道局に問い合わせると分かるようです。自宅への引き込み水道管は個人財産となるので、取替えはなんと実費(約30万~40万円)だそうです!鉛や有害物質を完全に除去できる浄水器を取り付けたほうがよいと思います。

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