身近に売られている100円ショップのシリコーンゴム製商品から発がん性物質のホルムアルデヒドが検出されたということです。
しかも、その割合は24点中22点からの検出だそうで、(((( ;゚ω゚))))
これは、ほとんどの商品からと言っても過言ではないでしょうか?

豊島区消費生活センターが昨年度の商品テスト結果を公表した。昨年5月と9月、区内の100円ショップなどで、電子レンジ用蒸し器やオーブン用ケーキ型、乳児用おしゃぶりなどシリコーンゴム製品24点を購入して調べたところ、調理用品20点と乳児用おしゃぶり2点の計22点で、ホルムアルデヒドの溶出を示す試薬の反応があったという。
朝日デジタル:100均商品から発がん物質 おしゃぶりやゴム製調理具

発がん性物質が検出された24点の商品は、調理器具20点とおしゃぶり2点だそうです。

つまり、発がん性物質が口に入る可能性の高い物ばかりから検出されたということです。

検出された濃度は不明ですが、購入の際には調理用品など口に入る可能性がある商品は、特に注意する必要があると思います。

何故シリコーン製の商品からホルムアルデヒドが検出されたかというと、加工をする際の添加剤が熱によってホルムアルデヒドに変化したと思われるということです。

今回の調査は調理器具や乳児用おしゃぶりだけということですが、その他の商品にも調査を広げてほしいですね。

ホルムアルデヒドとは

接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり、安価なため建材に広く用いられている。しかし、建材から空気中に放出されることがあり、その場合は低濃度でも人体に悪影響を及ぼす、いわゆる[シックハウス症候群」の原因物質のうちの一つとして知られる。
ホルムアルデヒド – Wikipedia

ホルムアルデヒドは発がん性物質だけではなく、シックハウス症候群の原因物質の
一つとしても有名です。

シックハウス症候群は酷くなると化学物質過敏症にもなる可能性があり、一度発症してしまうと治らない恐ろしい病気とも言われています。

「安かろう悪かろう」という言葉があるとおり、これからは値段だけではなく、質も考える必要があるんでしょうね。