栄養療法とは『分子整合栄養医学』『オーソモレキュラー療法』『メガビタミン療法』とも言われ、充分な栄養素を摂取し、生体機能を向上、自然治癒力を高めることによって病態を改善します。
これはライナス・ポーリング博士(ノーベル化学賞受賞)が提唱した栄養医学です。不足の栄養素は血液検査などで把握できます。
体内に自然に存在している分子の最適量(しばしば大量)にもちいることで、代謝異常からくる急性、および慢性の疾患を治します。
栄養療法は人間に通常に存在している物質の使用を強調するものであり、理にかなっていると言っています。
現代医療はというと・・・・
現代医療も実は危険です。
「薬は大量に用いると死にいたることもありうるし、現にある。伝統的な医学は死にいたる薬を致死量以下であたえることでなりたっている。
薬は体の中に自然に存在しない合成物です。それらを破壊するメカニズムを体は用意してなかったのだ。 」と言っています。
(ビタミンB-3の効果エイブラム・ホッファー著 P.14 )
実は自然界には薬と同じような作用をする栄養素が存在します。
薬に代わる作用を持つもの、同じような作用を持つものをサプリメント(植物)や食事でさがし、代わりにそれで補っていこうよ!というのが栄養療法でもあるのです。
更年期障害を例にとって説明していきます。
更年期障害の治療にはホルモン補充治療というものがあります。
更年期障害の原因は女性ホルモン(エストロゲン)の低下からくるものなのですが、ホルモン療法は人工的にホルモンを注入しようというものです。
しかしながらこのホルモン療法には大きなリスク・副作用があります。
乳ガンと子宮ガンを引き起こす危険性があるのです。
もちろんホルモン療法に入るには医師からこの副作用のこと、リスクがあることを説明され、納得をした上で治療を行なっていきます。
でもちょっと待ってください!植物の中にはこのホルモン(エストロゲン)と同じような作用をする成分があるんです!
代表的な植物としてあげられるのが大豆イソフラボンです。
植物性エストロゲンは女性の体内のエストロゲンと構造的に同じです。いくつかの植物性エストロゲンに富む植物は臨床試験においても、副作用もなく、良い結果 が得られています。
欧米では、ハーブの研究が進み、新しい効用が数多く発表されています。最近では、多くの専門家たちが副作用のないハーブのサプリメントを摂取することを推奨しているそうです。
病院は対処療法がほとんど
お医者さんが病気の原因かもしれない栄養のことを知らないハズがないと思われた方もいるかもしれませんね。
実は、栄養学と医療とはまったくの別物です。栄養に関してはまったくの別の分野なので知らないという医者が多いのが本当のところのようです。
(知り合いの医者に確かめました)
栄養学 ← 病気になる前・病気にならないようにする為のもの(未病)
病院 ← 病気になってから行く為のもの
例えば、風邪を例に出して言うと、風邪で熱を出してもらう薬は、風邪を起こした原因の「ウィルス」自体には効きません。
風邪によって起こされる、鼻水やセキ、熱を一時的に下げる・和らげるために処方される「対処療法」です。(※病院を否定しているわけではありません。行ってください。)
つまりウィルス自体を退治するのは、自分の持っている体の免疫細胞なのです。
この細胞の力が弱っていると、風邪が長引いたりしますよね?
その細胞を健康なものにするのが、栄養療法だということです。
『療法』とつくと怪しい感じがするかもしれませんが、ようは病気にならないために、病気になっても長引かせないために、体に必要な栄養を摂りましょうということなんです。
これって普通のことですよね?