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これぞサプリメントアドバイザーの役割。

公平な立場で、倫理観を持って、避けるべき食品を声を大にして言おう!

ってことで、NRサプリメントアドバイザーの公式テキストにトランス脂肪酸の事が書いてありましたのでそのご紹介です。

トランス脂肪酸とは

まず、トランス脂肪酸とはどのようなものなのでしょうか?

NR・サプリメントアドバイザー必携(P.97)によると

トランス脂肪酸と呼ばれる脂肪酸は、脂肪酸の中でもトランス型という分子の形が、天然に存在する多くの脂肪酸とは異なるものを示す。分子の形が異なるために、ヒトの体内では、代謝されにくく、冠動脈疾患などのリスクを高めるという報告がみられる。

ということです。

トランス脂肪酸を長期間に過剰摂取すると、血中のLDLコレステロール(悪玉)を増やし、動脈硬化による虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)になる可能性が指摘されています。

トランス脂肪酸が多く含まれている食品には、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどがあるそうです。

自分の家庭では買わなくても、これらの食品を使った加工食品(ケーキ、クッキー、パンなど)にももちろん含まれていますので注意が必要です。

ちょっと気になったので、家にある食パンの原材料名をみてみると・・・・

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普通に書いてありました。マーガリン(汗)

この食パンは普通にスーパーで売られているものですが、トランス脂肪酸を現生活の中で全て排除するというは相当難しい印象です。

消費者庁も注意喚起しています

2011年に消費者庁はトランス脂肪酸に関する情報開示に関する指針を出しました。

消費者庁のHPに載っている「脂質と脂肪酸(pdf)」の資料によるとトランス脂肪酸は

植物油を精製する過程で、高温処理による脱臭を行なう際に、植物に含まれているシス型の不飽和脂肪酸からトランス脂肪酸ができるため、サラダ油などの精製した植物油にも微量のトランス脂肪酸が含まれています。

と書かれています。気になる方は一読してみて下さいね。

サラダ油にもトランス脂肪酸含まれているんですね。

ファーストフードのポテト(揚げ物)とかは特に注意しないとダメですね~。
トランス脂肪酸の塊だといわれています。
お手軽なんでついつい買ってしまいがちですが・・・。

日本ではトランス脂肪酸の栄養成分表示は「任意」だということです。
(販売会社のHPで注意喚起するようにとは消費者庁から指導されているようですが・・・)

ちなみに米国やカナダは義務化されています。

※アメリカのニューヨーク市・カリフォルニア州ではすでにトランス脂肪酸の使用自体が禁止農林水産省/ニューヨーク市/カリフォルニア州)になり、アメリカ全土でも2013年11月に段階的にすべて禁止していくことが決定されたようです。

やっぱり料理は家庭で手作りが一番ということでしょうか。

忙しくしているとなかなか毎食というのは難しいですが、こういう知識を持って生活するということは大切だと思います。

出来るだけ減らす努力というものは私もしていきたいと思っています。