今生まれてくる奇形児の確率は500人~600人に一人といわれています。
奇形児は遺伝子が原因であるとされていますが、遺伝子自体の変化も環境や食物によって発生するそうです。
妊婦のミネラル不足
白砂糖の摂取はミネラルを大量に消費します。砂糖は思わぬようなところに入っているので注意が必要です。精製された白砂糖は、体細胞の機能を鈍化させます。(黒砂糖は良い)
【食品に含まれる砂糖の量】
『カンコーヒー』・・・・角砂糖 5・6個
『コーラ350ml 』・・・砂糖 約35g(コーヒーに入れるスティック4~5本分!)
『オロナミンC』・・・・・砂糖 約19g(スティック2本分)
『ヤクルト1本』・・・砂糖 約10.5g
『ミルミル』・・・・・・・砂糖 11・5g
『ポカリスエット』・・・砂糖 22.5g
『ショートケーキ』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・角砂糖9個
『チョコレート(ロッテ紗々さしゃ)』(砂糖39,7g)・・・・・・・・・・・角砂糖13個
『キャンディー林檎とカルピス1本』(砂糖39,6g)・・・・・・・・・・角砂糖13個
『のど飴。これは健康にいいです。』(砂糖39g)・・・・・・・・・・・・角砂糖13個
『プリン。』(砂糖21グラム)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・角砂糖7個
※ジュースは、添加物・冷たさ、炭酸飲料は炭酸で甘さをあまり感じなくさせています。
資:食教育「砂糖の授業」より
●白砂糖を摂取していない場合でも野菜自体の栄養価が減っている現代では、ビタミン・ミネラルは慢性的に不足していると言われています。
環境ホルモン・水道水
その他の原因としてはやはり環境ホルモンと水道水があげられるのではないでしょうか。環境ホルモンとは生殖機能に異常をきたす恐れのある内分泌撹乱化学物質のことです。WHOがまとめたデータによると、母乳に含まれるダイオキシンの濃度が最も高いのは、日本の大阪で、51ピコグラム(脂肪1gあたり)だそうです。これはアメリカ・ロサンゼルスの3倍、タイ・バンコクの9倍の量に当たります。
ダイオキシンで汚染された水道水をそのまま飲み続けていませんか?日本の水道水はそのままでは飲めないほど汚染されているのかもしれません。
妊婦に必要な栄養素
●マルチビタミン・マルチミネラル+水
マルチビタミン・マルチミネラルは妊婦に限らず今は日本人すべての人に必要だと私は思っています。野菜自体の栄養価が少なくなってきているからです。また、体内にたまった有害物質を排泄するのに代謝は欠かせず、これに絶対に必要になってくるのがビタミンとミネラルです。そして、代謝をよくするには水がかかせません。1日2リットルを目標によい水を飲むようにしましょう。
●葉酸(ビタミンの一種でマルチビタミンにも含まれている)
妊娠中の葉酸は急激に増殖する絨毛組織、胎児組織の発育に重要な働きをしています。従来、産科領域では常位胎盤早期剥離、流産、死産、妊娠中毒症、子宮内胎児発育遅延などの原因のひとつとして葉酸の欠乏が挙げられてきました。
厚生労働省でも妊婦は1日400μgの葉酸を摂取するべきと発表がありました。ただし、妊娠に気づいてからでは遅いので、日頃から摂取しておく必要があります。葉酸で神経管奇形の約70%が予防できるそうです。