解毒作用のある食物・野菜　食品添加物の危険性

食品添加物の危険性

加工食品はなぜ食品添加物が大量に入っているのでしょうか？

加工食品製造業者は製造コストを下げるために原料の質を落とします。そしてコンビニなどの加工食品のほとんどの原料は海外からの輸入品です。原料の質を落とすと腐りやすくなり、見た目も悪くなります。そこで腐らせないように保存料を、見た目がよくなるように着色料を、味をよく思わせるために甘味料を、と食品添加物が増えていきます。

食品添加物を大量にいれると味が一段と悪くなります。そこで今度は甘くしたり塩辛くしたり化学調味料をうんと入れて味をごまかします。

子供のころから食品添加物の多い加工食品を食べていると微妙な味が分からない味覚障害になる危険性があります。

また１９７９年、ニューヨークのRaven Pressに掲載された論文の一部では食品添加物について恐ろしいことが書かれています。「落ち着きがなく、授業中教室内を動き回る多動性症候群は、食品添加物、特に着色料でおきる」と、アレルギー専門家のファインゴールドが唱えています。食品添加物を含まない食物を、多動・学習障害児に食べさせると、３～５才なら、数日でよい効果が表れたそうです。

これは↓↓↓、食品添加物に指摘されている危険性です。たくさんのコンビニ弁当に使用されています。　

●亜硝酸ナトリウム…多量摂取でさまざまな中毒症状を起こす危険が。アメリカでは、ベビー食品への使用禁止。　
●水酸化カルシウム…多量摂取でラット死亡。　
●次亜塩素酸ナトリウム…発ガン物質トリハロメタンができる。　
●カゼインナトリウム…動物実験で多量摂取による中毒症状が見られた。
●ソルビン酸K（保存料）・・・変異原性、発ガン性

●着色料
カラメル・・・発ガン性
赤色102号・・・アレルギー、変異原性
赤色106・・・変異原性、発ガン性
青色１号・・・変異原性、発ガン性
黄色４号・・・発ガン性、変異原性
コチニール・・・発ガン性

しかしながら、価格を押さえた食品はどうしても食品添加物が入っており、現代の生活パターンからみても食品添加物を完全に除去した料理を家庭で作ることは難しくなってきています。

解毒作用のある食物・野菜

せめてもの防衛策ですが、食品添加物や残留農薬を解毒する（体から追い出す）作用のある食物を副菜として毎食取り入れたり、体を酸化させないように抗酸化作用をもっている食物（ビタミンA・C・Eなど）を中心に食べるようにしましょう。

よくかむ

「１口３０回噛もう」というのを聞いたことがある方も多いと思います。唾液には発癌物質の毒性を消す効果があることが分かってきているそうで、唾液中に含まれる、いろいろな酵素やビタミンが毒消しの役割をするのだろうといわれているようです。

ビタミンA （カロチン）

ビタミンＡは抗酸化作用が強く、ガンの発症を抑えるとともに、既に出来たガン細胞を元に戻す効果があるといわれています。その他にも夜盲症や皮膚のかさつき、粘膜の抵抗力が落ちて喉をいためるのを防ぐ効果があります。

肝臓（レバー）、卵黄、ニンジン、小松菜、ニラ、春菊、カボチャなど

ビタミンC

ビタミンＣは細胞を繋ぐコラーゲンの生成に不可欠で、コラーゲンをつくってガン細胞が入り込めないようにしたり、ガン細胞ができるのを抑える作用があります。また、化学的食べ合わせによる発癌物質の生成（亜硝酸塩と肉・魚に含まれる成分が反応してニトロソアミンが出来るなど）を抑える、ストレスや赤血球に必要な鉄分の吸収促進、体内に入った有害物質の解毒作用などがあります。

かんきつ類、イチゴ、緑黄色野菜、キャベツ、ピーマン、お茶、イモ類など

ビタミンE

ビタミンＥは細胞膜や血球の膜が酸化作用によって壊れるのを防ぎ、酸化資質の生成を抑えるため、若返りのビタミンと呼ばれています。この酸化防止作用がイニシエータの発ガン作用を抑えるといわれています。

小麦、米の胚芽、レバー卵、大豆、緑黄色野菜、魚介、肉など

食物繊維

食物繊維は体内ではほとんど消化・吸収されず、栄養にはなりませんが、腸内の有害物質の生成を抑え、排出を促す作用があることが分かってきました。余分な脂肪（コレステロール）を一緒に排泄したり、発癌物質、有害重金属などを吸着して体外に出してしまうようです。

雑穀類、イモ、豆類、海藻など