有機栽培認定機構・有機ＪＡＳマーク

オーガニック（有機）認証団体・機関

オーガニックには「オーガニックの基準」というものがあります。

この基準を設けているのは国家や民間の認証団体なのですが、認証団体は多数ありそのオーガニック基準も団体によって異なります。

認定機関は、農地から加工、流通の各段階で、厳しい審査を実施し、合格したものだけにオーガニックの認定を与えています。

日本の有機認定機関一覧・・・農林水産省ＨＰより

農林水産省ではＪＡＳ（日本農林規格）を定め、その監査に合格し認定を受けたものだけに、「ＪＡＳマーク」を添付し「有機栽培○○」と表示できるようにしました。

有機農産物のＪＡＳ規格は、
・種まきをするより２年以上前から農薬や化学合成肥料を原則として使わない、
・遺伝子組換えの種を使わない
などの生産の方法を定めています。

この有機農産物のＪＡＳ規格に沿った生産が行われていることを、登録認定機関が個別に認定を行い、有機ＪＡＳマークが貼られます。

そして、食べ物に「有機」「オーガニック」など言葉を表示するには、この有機ＪＡＳマークが貼られていなければなりません。

ＪＡＳマークが無いのに「有機○○」や「○○オーガニック」と書くと、表示の除去、販売の禁止等の命令に従わなかった場合は、50万円以下の罰金を支払わなければなりません。

そして、ＪＡＳ認定を受けていない業者がＪＡＳマークを添付した場合は、１年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。