パーマカルチャー近代社会での活用法　アイデア

パーマカルチャー（Permaculture）の活用法

では私たちの近代社会でパーマカルチャー（Permaculture）を活用していくことによって、どんな問題が解決するのでしょうか？

どんな街にも使われていない広々とした空き地や場所があります。この土地を利用してパーマカルチャーをデザインしていくことが可能なのです。

まず一番にパーマカルチャーを活用するにあたって思いついたのが、日本の食物自給率の問題です。１００パーセント自給できているのはお米とサツマイモぐらいだそうです。皆さん知ってましたか？
自分たちで簡単に作れるものをつくっていくことでこの問題は少しづつですが解消していくことができます。

都市でも使われていない空き地はいっぱいあると思います。この土地を利用し、行政がパーマカルチャーをデザインしていくことで新たな雇用がうまれ、作物ができます。今までは大金を払って埋め立てられていたゴミが、パーマカルチャーをデザインしていくことで、このゴミが土に返され作物に活用されていきます。

元気でも働けないお年寄りが今後増えていくと考えられます。例えばパーマカルチャーでデザインされた老人ホームを作ってみたらどうでしょう？自分たちで作った食物を販売してお小遣いを稼ぐこともできるでしょうし、ホーム内の食事はこの作物でまかない費用を削減することだってできると思います。

また、今後私たちは年金も十分もらえるかどうか分かりません。パーマカルチャーをデザインし、場所を提供することで、老人の能力（雇用）はあるのですから少しは年金問題も解消されるのではないか？とも考えたりします。

エコライフ・地域全体のリサイクルを考えたパーマカルチャーを取り入れることで地球温暖化問題も解消されていくでしょう。

「人とあまり関わらないほうが楽でいい」　私も以前はそう思っていた一人です。でも・・・・！

社会にでて働くときなってコミュニケーション能力がついていないと、うまく対応できない事があると思うのです。その結果、働かない若者が増えます。

コミュニケーション能力のない大人に育てられた子供は自分のカラに閉じこもってしまう。家族の会話が少なくなってしまうのだと思います。

地域でこの問題を考え、パーマカルチャーを取り入れることでこの問題も解消されていくと思います。

パーマカルチャーである程度の生活基盤を整えてあげることで家計にもゆとりがでてくると思います。経済的にゆとりが持てるようになると心のゆとりも持てるようになってくると思います。

私の実家の祖父は農家ですが、よくこのようなことを言います。「今はお米を作っても儲からない」と。じゃあ、儲かるようにして、若者が取り組んでみたい！と思える農業にパーマカルチャーをデザインしていけば、地域に密着した社会をつくりだしていくことができるのではないでしょうか。

じゃぁどうやって？

それは情報の発信ではないでしょうか？

●食の安全性、オーガニック野菜の魅力を伝えていく
●パーマカルチャーを取り入れたゆとりのある魅力的な社会を提案していく

この過程の情報を発信して、より多くの人に知ってもらうことが大切だと思います。

「オーガニックde節約生活」ではパーマカルチャーを活用したアイデアを募集しています。
パーマカルチャーで暮らしをデザインしていくことがこんなことにも役に立つよ！という情報がありましたら下記ホームよりお願いいたします。

皆さまからいただきましたアイデアは当ホームページに掲載させていただきます！